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2011/10/27 参議院経済産業委員会-1

【必見！】 『マスコミに騙されない経済の読み方』②【三橋貴明】

円高是正「あらゆる手段」＝3次補正へ協力呼び掛け―首相所信表明演説



　野田佳彦首相は28日午後の衆院本会議で、9月に次いで2度目となる所信表明演説を行った。首相は冒頭、「今、政治家の覚悟と器量が問われている」と指摘。東日本大震災の本格的復興策や円高対策を盛り込んだ2011年度第3次補正予算案と関連法案の早期成立に向け、与野党の「共同作業」として協力を呼び掛けた。また、戦後最高値圏で推移する円高の是正について「日銀と連携し、あらゆる政策手段を講じる」方針を表明した。

　また、環太平洋連携協定（TPP）交渉参加問題について、首相は与党内の対立激化を踏まえ、「できるだけ早期に結論を出す」と、9月の演説と同じ表現にとどめた。同時に、TPP問題が主要議題となる11月のアジア太平洋経済協力会議（APEC）首脳会議に言及。「さらなる一歩を踏み出し、その成果を日米間の絆の強化に活用する」とし、参加への意欲もにじませた。

　首相は復興特区制度の創設などで「復興を加速する」と強調。放射性物質で汚染された地域の除染について「国の責任として進め、周辺住民の不安を少しでも早く解消する」考えを示した。

　総額12兆円超の3次補正の実行に当たり、徹底的な歳出削減と税外収入の確保に「断固たる決意で臨む」と強調。具体的対策として(1)日本郵政株や日本たばこ産業（JT）株の売却(2)国家公務員給与を平均7．8％引き下げる特例法案の早期成立―などを挙げた。

　また、「政治家自身も身を切らなければならない」として、首相は自らと政府の政務三役の給与を自主返納する方針を表明。首相は3割、閣僚は2割削減する。最高裁が違憲状態とした衆院の「1票の格差」是正を今国会で図ることにも期待を示した。その上で「歳出削減の道と増収の道で足らざる部分について、初めて歳入改革の道がある」と述べ、所得税などの復興増税への理解を求めた。　





(この記事は政治（時事通信）から引用させて頂きました)

1981年全国高校野球 秋田経済大付 松本豊投手

5・15 三橋貴明「日本経済の復興と成長、そして虚構の中国経済」（3/3）