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2025 .07.09
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正恩氏の後見人、大将の軍服でTVに…張成沢氏



 【ソウル=宇恵一郎】ラヂオプレス(RP)によると、北朝鮮国営の朝鮮中央テレビは25日未明の臨時ニュースで、金正恩(キムジョンウン)氏(28)(朝鮮労働党中央軍事委員会副委員長)が24日、軍幹部らとともに金正日(キムジョンイル)総書記の霊前を訪れる場面を放映した。



 映像では、正恩氏の後見役で金総書記の妹婿の張成沢(チャンソンテク)氏(党政治局員候補)が初めて軍服姿で登場し、肩章から「大将」の階級にあることが確認された。



 金総書記の軍最高司令官就任20周年のこの日に、正恩氏が軍指導部を引き連れて霊前を訪れる様子を国民向けに流すことで、当面、張氏が若い正恩氏を支え、党中央軍事委員会、国防委員会を中心にした軍部の集団指導体制で国家運営されることを印象づける狙いがあるとみられる。



 錦繍山(クムスサン)記念宮殿に安置された金総書記の遺体の前に整列した場面では、人民服姿の正恩氏を中心に、向かって右側に、金永春(キムヨンチュン)人民武力相、李勇武(リヨンム)、呉克烈(オグクリョル)両国防委副委員長、左側に李英●(リヨンホ)人民軍総参謀長、張氏、金正覚(キムジョンガク)軍総政治局第1副局長の順で並んでいる。



 張氏は、金総書記が2008年8月に脳卒中で倒れた後、正恩氏を後継者に推薦したとされる。昨年6月に非軍人でありながら国防委副委員長に選ばれ、同9月の党代表者会で中央軍事委員に選出されていた。



 これまで軍の肩書が報じられたことはなかったが、今回初めて軍服の肩章から大将就任が確認された。軍部中心の体制運営の中で、正恩氏最側近の張氏が軍事部門でも影響力が高まったことを意味する。



 同じ場面を報じた朝鮮中央通信は、正恩氏に対して、「わが革命武力の最高領導者」とこれまで金総書記に使われてきた呼称を使い、「金正恩同志を首班とする党中央委員会を命がけで死守しよう」と呼びかけた。



 ◇大将=北朝鮮の朝鮮人民軍で元帥、次帥に次ぐ階級。死去した金正日(キムジョンイル)総書記は、「大元帥」だった金日成(キムイルソン)主席にも仕えた古参軍人の李乙雪(リウルソル)氏と共に元帥だった。次帥は軍総参謀長の李英●(リヨンホ)氏ら6人。大将は金正恩(キムジョンウン)氏、金敬姫氏(キムギョンヒ)らに、今回確認された張成沢(チャンソンテク)氏を加えて28人。その下に上将約60人、中将約200人、少将1000人以上と続く。(●は、金へんに「高」)

(この記事は海外総合(読売新聞)から引用させて頂きました)









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「崩壊する世界経済と新世界秩序の実態」3/5 (世界政府・新世界秩序編)











(朝鮮日報日本語版) 【コラム】北朝鮮の世襲成功を願う人たち





 北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記の死去が伝えられるや、韓国社会の一部では、北朝鮮の3代世襲を認め、金正恩(キム・ジョンウン)氏への権力継承が安定的に行われるよう手助けすべきだ、という主張が出ている。その趣旨はこうだ。「金日成(キム・イルソン)主席、金正日(キム・ジョンイル)総書記、金正恩(キム・ジョンウン)氏と続く世襲は時代錯誤的だ。しかし、北朝鮮で金正恩政権が失敗に終われば、体制が著しく不安定化し、南北関係や韓半島(朝鮮半島)情勢を危険にさらす可能性が高い。金正恩政権の実体を認め、早期に対話すべきだ」。言い換えれば、3代世襲は嘆かわしいことだが、世襲が成功してこそ、韓半島情勢の不安定化を防ぐことができるため、正恩氏への権力継承が安定的に行われるよう手助けすべきだというわけだ。左派政権の下で対北朝鮮政策を牛耳っていた人たちは、このような主張に「世襲の逆説」というもっともらしいタイトルを付けた。



 こうした論法は初めて耳にするものではない。北朝鮮の体制を理解するためには、北朝鮮内部の目線で見なければならない、と主張する人たちがいる。北朝鮮に首領独裁体制が登場したのは、内部的な要因があったからであり、北朝鮮のような国と交渉を行う上では、金日成主席や金正日総書記のような強大な力を持つ首領が存在する方がましだというわけだ。これはまさに詭弁(きべん)だ。首領独裁体制の圧政の下で苦しめられてきた住民たちは、首領がいなくなって初めて夢を見られるようになる。しかし、詭弁を弄(ろう)する人たちは、圧政からの解放を夢見る北朝鮮の住民たちのわずかな希望には目を向けていない。彼らにとって重要なことは、首領独裁体制が正常に機能するか否かということだけだ。首領独裁体制が揺らぐということを、北朝鮮の体制のリスクを高め、南北関係を不安定化させる危険要因としか受け止めていないというわけだ。



 これまでに平壌を訪れた韓国の政治家や企業関係者たちは、生前の金総書記について「識見があり、判断力が優れている」「頭の回転が早い」「率直だ」などと評してきた。長期にわたり、あらゆる権力を一手に握ってきた独裁者ほど、率直な物言いをするものだ。最近、市民軍による銃弾を浴び、凄惨な最期を遂げたリビアの独裁者カダフィ大佐についても、面会したことのある韓国の企業関係者たちは「慈愛に満ちた指導者」「王の中の王」と表現した。



 金総書記の37年にわたる鉄拳統治が北朝鮮に残したものは、数個の核兵器と空っぽの倉庫だけだ。旧ソ連が多くの核兵器や軍備を抱えたまま崩壊した結末を目の当たりにしながら、金日成・正日父子は同じ道を歩んだ。識見があり、判断力が優れた指導者ならば例外なく、国民を食べさせ、物資を豊かにする改革・開放の道に進むはずだ。ところが金総書記は回転の早い頭を「金王朝」存続のためだけに使ったのだ。

 南北和解の道を切り開くためには、北朝鮮側の人たちに直接会って、彼らの主張に耳を傾ける必要がある。時には相手の身になって考える柔軟性を発揮することも必要だろう。そのため、生前の金総書記から譲歩を引き出すべく、現実的・戦略的な判断に基づいて「識見がある」と評したのであれば、理解できないこともない。しかし、金総書記の死後も同じような言葉を繰り返す人たちは、もはや精神状態を疑う必要がある。金総書記が核による恫喝(どうかつ)を繰り返してきたことにも「一理ある」と考えていることになるからだ。このような人たちほど、正恩氏への世襲が安定的に行われるべきだ、と声高に主張している。彼らが「正恩氏はとても聡明な若き指導者だ」と口にする日もそう遠くないような気がする。



 北朝鮮の権力が交代する時期に当たって、韓半島情勢の安定を図るのは喫緊の課題だ。このような時期に、北朝鮮をやみくもに刺激するのは当然好ましくない。だからといって「金正恩体制が揺らげば大変なことになる」と大げさに騒ぎ立て「金王朝」の3代世襲が安定的に行われるよう手助けするというのは実に見苦しいことだ。金正恩体制の確立に向け、軍の世代交代が図られた後、軍の実力者として名前が上がっている李英浩(リ・ヨンホ)総参謀長は69歳だ。北朝鮮では血筋の正統性を重視するため、29歳の若者とはいえ、軍部の大先輩たちの支持を集めれば次期指導者の地位に就くことができる。しかし、結局はそうなるという前提の下、ほかの可能性に目を向けないというのは、現実を直視する態度とはいえない。



 旧ソ連でフルシチョフが登場し、個人崇拝を推し進めたスターリンの罪状を暴き、厳しく批判したのは、スターリンの死から3年後のことだった。現在の中国の繁栄をもたらしたトウ小平も、毛沢東の死から2年後に表舞台に登場し、改革・開放に乗り出した。北朝鮮では今のところ、トウ小平やフルシチョフのような政治家は見当たらない。しかし、金正恩体制は、北朝鮮のエリートたちによる「金日成主席の血筋が代々続いてこそ、北朝鮮が生き長らえることができる」といううその宣伝に基づき、長続きすると考えるには無理がある。韓国社会も、金日成主席の家系を通じて北朝鮮を見たり、考えたりする思考回路から抜け出す必要がある。「金氏封建王朝」に対して「識見のある指導者」と評したり「3代世襲を手助けしてこそ韓国も安定する」などといった奇怪な論理を振りかざすのはやめるべきだ。







(この記事は韓国(朝鮮日報日本語版)から引用させて頂きました)









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