2025 .07.08
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2012 .01.12
(朝鮮日報日本語版) 元判事の妻が巨額詐欺、政治家夫人ら被害
ソウル江南地区で「契(ケ)」と呼ばれる互助会組織の責任者を務める女性Jさん(46)は2006年、契の会合でYという女性(48)と知り合った。当時Y氏の夫はソウル市内の裁判所で部長判事を務めていた。Y氏はJ氏ら周辺の人々にワニ皮のバッグや宝石などを贈り、財力を誇示した。
その後、Y氏は08年になると、「以前から宝石販売事業をしているが、もうかるので、一緒に稼いで分配しないか」と仲間を募った。Y氏の夫は07年に弁護士を開業したばかりで、「ウチの弁護士さん(夫)は元裁判官への礼遇で、瑞草洞でカネをかき集めている。元裁判官なので、引き受けるのは大きな事件ばかりだ」とアピールしていた。J氏は約1000万ウォン(約66万円)を投資名目で拠出し、Y氏は数日後に「収益金」を上乗せして、2-3倍の現金を還元した。
しかし、これは全てY氏がまいたえさだった。Y氏は8000万ウォン(約530万円)相当のダイヤモンドを見せ、「7億ウォン(約4600万円)相当のダイヤモンドだ。これを担保に2億ウォン(約1300万円)を貸してほしい」と言って借金をし、自分の借金を返済していた。Y氏の要求金額が大きくなり、Jさんは少々不安を感じたが、食事の席で会ったY氏の夫が宝石の話を黙って聞いている姿を見て、話を疑わなくなったという。J氏は宝石を担保にY氏に4億5000万ウォン(約3000万円)を貸した。
Y氏の詐欺は被害者の告訴で露見した。検察は昨年、Y氏を詐欺罪で起訴したが、被害者は25人が主張する被害額はざっと100億ウォン(約6億6000万円)を超える。Y氏は現在、ソウル中央地裁、ソウル南部地裁で裁判を受けている。被害者が多いため、事件も数件に及ぶ。
検察によると、Y氏による詐欺は、夫が部長判事だった04年から始まったことが分かった。被害者は大学総長や政治家の夫人、実業家、貸金業者など多彩だという。Y氏は04年11月、偽のブルーダイヤモンドに10億ウォン(約6600万円)相当の価値があるとだまし、貸金業者と実業家から約4億ウォン(約2600万円)をだまし取った。06年には宝石業を営む人物からも2億5000万ウォン(約1700万円)を受け取った。被害者は「夫が判事なので信じ、資金を渡した」と話している。被害者の一部によると、Y氏は「法的に問題になっても、大検察庁(最高検に相当)中央捜査部に夫の後輩がいるので心配はない」とも話していたという。J氏は「詐欺被害を受けた大学総長夫人は、どの大学かばれることを恐れ、被害届を出さずにいたところ、公訴時効が過ぎたと話していた」と語った。
これについて、Y氏は「詐欺など身に覚えはなく、むしろ彼らにわたしがだまされ、告訴している状況だ。夫とは既に離婚した」と話している。
(この記事は韓国(朝鮮日報日本語版)から引用させて頂きました)
ソウル江南地区で「契(ケ)」と呼ばれる互助会組織の責任者を務める女性Jさん(46)は2006年、契の会合でYという女性(48)と知り合った。当時Y氏の夫はソウル市内の裁判所で部長判事を務めていた。Y氏はJ氏ら周辺の人々にワニ皮のバッグや宝石などを贈り、財力を誇示した。
その後、Y氏は08年になると、「以前から宝石販売事業をしているが、もうかるので、一緒に稼いで分配しないか」と仲間を募った。Y氏の夫は07年に弁護士を開業したばかりで、「ウチの弁護士さん(夫)は元裁判官への礼遇で、瑞草洞でカネをかき集めている。元裁判官なので、引き受けるのは大きな事件ばかりだ」とアピールしていた。J氏は約1000万ウォン(約66万円)を投資名目で拠出し、Y氏は数日後に「収益金」を上乗せして、2-3倍の現金を還元した。
しかし、これは全てY氏がまいたえさだった。Y氏は8000万ウォン(約530万円)相当のダイヤモンドを見せ、「7億ウォン(約4600万円)相当のダイヤモンドだ。これを担保に2億ウォン(約1300万円)を貸してほしい」と言って借金をし、自分の借金を返済していた。Y氏の要求金額が大きくなり、Jさんは少々不安を感じたが、食事の席で会ったY氏の夫が宝石の話を黙って聞いている姿を見て、話を疑わなくなったという。J氏は宝石を担保にY氏に4億5000万ウォン(約3000万円)を貸した。
Y氏の詐欺は被害者の告訴で露見した。検察は昨年、Y氏を詐欺罪で起訴したが、被害者は25人が主張する被害額はざっと100億ウォン(約6億6000万円)を超える。Y氏は現在、ソウル中央地裁、ソウル南部地裁で裁判を受けている。被害者が多いため、事件も数件に及ぶ。
検察によると、Y氏による詐欺は、夫が部長判事だった04年から始まったことが分かった。被害者は大学総長や政治家の夫人、実業家、貸金業者など多彩だという。Y氏は04年11月、偽のブルーダイヤモンドに10億ウォン(約6600万円)相当の価値があるとだまし、貸金業者と実業家から約4億ウォン(約2600万円)をだまし取った。06年には宝石業を営む人物からも2億5000万ウォン(約1700万円)を受け取った。被害者は「夫が判事なので信じ、資金を渡した」と話している。被害者の一部によると、Y氏は「法的に問題になっても、大検察庁(最高検に相当)中央捜査部に夫の後輩がいるので心配はない」とも話していたという。J氏は「詐欺被害を受けた大学総長夫人は、どの大学かばれることを恐れ、被害届を出さずにいたところ、公訴時効が過ぎたと話していた」と語った。
これについて、Y氏は「詐欺など身に覚えはなく、むしろ彼らにわたしがだまされ、告訴している状況だ。夫とは既に離婚した」と話している。
(この記事は韓国(朝鮮日報日本語版)から引用させて頂きました)
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