忍者ブログ
HOME   »     »  <リビア>反体制派、民主化急ぐ「カダフィ氏時代終わる」 未選択  »  <リビア>反体制派、民主化急ぐ「カダフィ氏時代終わる」
RSSフィード iGoogleに追加 MyYahooに追加
2025 .07.16
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

<リビア>反体制派、民主化急ぐ「カダフィ氏時代終わる」



 【カイロ和田浩明、ロンドン会川晴之】リビアの首都トリポリの大部分を反体制派が制圧したことを受け、反体制派で構成する国民評議会(NTC)のアブドルジャリル議長は22日、東部ベンガジで記者会見した。議長は「(リビアの最高指導者)カダフィ(大佐)の時代は終わった」と宣言し、新体制によるリビアの民主化移行を急ぐ考えを示した。ただカダフィ大佐の居住区兼軍事基地があるバーブ・アジジヤ地区付近では22日も政権側との戦闘が続いており、議長はカダフィ大佐拘束まで戦闘が続くとの考えを示した。



 またジュペ仏外相が22日、リビアの今後について話し合う関係国会合(コンタクトグループ)の最高レベルの会合を来週開催する、と発表するなど、国際社会も「ポスト・カダフィ」に向けた準備を活発化させている。



 アブドルジャリル議長は「勝利の真の瞬間は、カダフィが拘束されたときだ」と述べ、カダフィ大佐に公正な裁判を受けさせる必要性があるとの認識を示した。



 ロイター通信などによると、カダフィ政権のマハムーディ首相がチュニジア東部に出国。またトリポリの国営テレビも反体制派が支配下に置いた。一方で大佐の居住区周辺には戦車が配備され、狙撃兵の存在も反体制派がトリポリの完全掌握に至らない主な障害になっているという。政権崩壊が避けられない情勢になった大佐側が、最後の抵抗を試みている可能性がある。



 カダフィ大佐の所在は依然として不明のままだが、市内にいるとの見方が強い。政府側と反体制派との停戦仲介をしてきた南アフリカのヌコアナマシャバネ外相は22日の記者会見で、南ア政府は大佐の出国のためにいかなる手助けもしていないとし、大佐が亡命申請することもないだろうとの見解を示した。



 またイタリアのフラティニ外相は「(大佐の亡命を交渉する)時間は終わった」と述べたうえで、大佐は「国際刑事裁判所(ICC)の裁きを受ける必要がある」と語った。



 関係国会合は欧米日やアラブ諸国約40カ国で構成しており、ジュペ仏外相は来週開催する特別会合で、国際社会による反体制派支援に向けた「ロードマップ」を作成することになる、との見通しを示した。サルコジ大統領は24日、NTCで対外関係を担当するマフムード・ジブリル氏をパリに招待する。



 またキャメロン英首相は22日、カダフィ大佐に対し「無条件で戦闘を停止」するよう求めた上で、北大西洋条約機構(NATO)主導の軍事作戦は必要な限り継続するとの考えを示した。さらに早急に国連安全保障理事会を開き、リビア新政権を法的、外交的、政治的、財政的に支援する意向を示すとともに、英政府が凍結したリビアの資産解除にも言及した。





(この記事は海外総合(毎日新聞)から引用させて頂きました)









PR
Comment
Trackback
Trackback URL

Comment form
Title
Color & Icon Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字  
Comment
Name
Mail
URL
Password
カレンダー
06 2025/07 08
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
カテゴリー
最新コメント
[05/17 Backlinks]
最新トラックバック
バーコード
ブログ内検索
アクセス解析
カウンター

Page Top
CALENDaR 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31