2025 .07.17
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2011 .08.19
<インド>「現代のガンジー」釈放…支持者数万人が集結
【ニューデリー杉尾直哉】インド政府の腐敗問題を追及してきた社会活動家、アンナ・ハザレ氏(74)は19日、ニューデリーの刑務所から3日ぶりに釈放され、首都北部の広場でハンガーストライキを開始した。政府が腐敗防止法案を修正し、首相や国会議員らを対象に加えるまで継続する方針。大雨の中、支持者数万人が集結して釈放を歓迎し、「腐敗根絶」を訴えた。
正午前、ハザレ氏は刑務所から姿を現した。シン政権から釈放命令や集会許可を勝ち取った「英雄」を、群衆は大歓声で迎えた。ハザレ氏はすでに刑務所内で2日間のハンストを続けていたが、支持者らを前に力強く拳を突き上げ「母なるインド万歳。革命万歳」と叫んだ。
約15キロ離れた広場には、建国の父マハトマ・ガンジーの大きな肖像が掲げられた。非暴力主義による民衆の統治を訴えたガンジーの原点に戻り、世直しを進めようというメッセージだ。人々はインド独立当時の歌を歌い、国旗を振った。
インドの政治集会では、会場で配られる食事などを目当てにした貧民層が目立つが、ハザレ氏の支持者は教師や医師など知識層や中産層が多いのが特徴だ。公立小学校教師、バビータ・メガラニさん(35)は、「カネとコネのある家庭の子供たちだけが良い学校に入れる。教育を受けられない子供たちのため参加した」と語った。
ハザレ氏が求める腐敗防止法案の修正に対し、政府側が今後も消極的な対応を続ければ、混乱がさらに広がる可能性が高い。
(この記事は海外総合(毎日新聞)から引用させて頂きました)
【ニューデリー杉尾直哉】インド政府の腐敗問題を追及してきた社会活動家、アンナ・ハザレ氏(74)は19日、ニューデリーの刑務所から3日ぶりに釈放され、首都北部の広場でハンガーストライキを開始した。政府が腐敗防止法案を修正し、首相や国会議員らを対象に加えるまで継続する方針。大雨の中、支持者数万人が集結して釈放を歓迎し、「腐敗根絶」を訴えた。
正午前、ハザレ氏は刑務所から姿を現した。シン政権から釈放命令や集会許可を勝ち取った「英雄」を、群衆は大歓声で迎えた。ハザレ氏はすでに刑務所内で2日間のハンストを続けていたが、支持者らを前に力強く拳を突き上げ「母なるインド万歳。革命万歳」と叫んだ。
約15キロ離れた広場には、建国の父マハトマ・ガンジーの大きな肖像が掲げられた。非暴力主義による民衆の統治を訴えたガンジーの原点に戻り、世直しを進めようというメッセージだ。人々はインド独立当時の歌を歌い、国旗を振った。
インドの政治集会では、会場で配られる食事などを目当てにした貧民層が目立つが、ハザレ氏の支持者は教師や医師など知識層や中産層が多いのが特徴だ。公立小学校教師、バビータ・メガラニさん(35)は、「カネとコネのある家庭の子供たちだけが良い学校に入れる。教育を受けられない子供たちのため参加した」と語った。
ハザレ氏が求める腐敗防止法案の修正に対し、政府側が今後も消極的な対応を続ければ、混乱がさらに広がる可能性が高い。
(この記事は海外総合(毎日新聞)から引用させて頂きました)
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