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2025 .07.11
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米加パイプライン計画に不透明感 ルート変更で混乱も



 【ワシントン=柿内公輔】米国のエネルギー供給の安定に向けた、米カナダ間のオイルサンド(油砂)のパイプライン計画に不透明感が強まっている。ネブラスカ州の帯水層への影響に配慮し、米国務省が認可先送りを決定。州と運営会社が代替ルート探しを進めるが、ハードルは高い。



 パイプラインをめぐっては、環境保護団体が「輸送中に漏れ出た油や森林破壊で環境が破壊される」と批判し、抗議行動で逮捕者が続出した。ルート付近に飲料水源の帯水層があるネブラスカ州の議会も、懸念を示していた。



 年内の認可を目指していた国務省は今月10日、判断を2013年以降に先送りするとともに、帯水層を通らない代替ルートの検討が必要と表明。オバマ大統領も「環境と国民の健康に影響を及ぼす。時間をかけて疑問に取り組むべきだ」と支持する声明を発表した。ロイター通信は「環境団体の勝利」などと報じた。



 パイプライン運営会社のトランスカナダや米石油業界は、ネブラスカ州と代替ルート探しに乗り出すが、新ルートによっては、技術面を含め大幅な計画変更を余儀なくされそうだ。



 さらに、環境調査などルート探しに伴う費用は州負担のため、州議会が計画変更の承認手続きを行っている。22日の最終採決に向け、一部議員は「トランスカナダがきちんと事業を遂行する確約がほしい」などと訴えている。カナダのオリバー天然資源相は「最後は認可されるだろう」としつつも、大幅な計画の遅れに「失望した」とショックを隠さない。



 認可が来年秋の大統領選以降にずれ込み、国務省高官は「政治的判断ではない」と強調するが、政権の支持率が低迷する中、米メディアは「政治的リスクを伴う判断も先送りした」との見方を強めている。





(この記事は海外総合(産経新聞)から引用させて頂きました)









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