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民主代表選へ　馬淵氏も小沢氏処分見直し　鋭仁氏、改めて再検討強調



　民主党代表選に出馬の意向を示している馬淵澄夫前国土交通相は２０日午前のＴＢＳ番組で、代表に就任した場合、小沢一郎元代表の党員資格停止処分を見直す考えを示唆した。



　馬淵氏は番組で「新たな事実が出て、納得できるところがあれば新代表はその事実で判断してもよい」と指摘した。１０月に予定される政治資金規正法違反罪で強制起訴された小沢氏の初公判などを念頭に置いているとみられる。



　小沢氏の処分見直しをめぐっては、出馬の意向を示している小沢鋭仁元環境相が同じ番組で、「（党員資格停止は）厳しすぎるという話は一貫して言っている。具体的に見直すか、しっかりと検討したい」と述べ、再検討する意向を改めて強調した。海江田万里経済産業相も見直す考えを示している。



　一方、小沢鋭仁氏は立候補に必要な推薦人２０人の確保に関し、記者団に「海江田氏が出馬するとなると（支持基盤が）重なる部分があるので、２０人を今、超えていると言いづらい。胸突き八丁で努力している」と述べた。



　小沢鋭仁、海江田両氏はともに鳩山由紀夫前首相に近く、代表選出馬に向け、鳩山、小沢一郎両氏に支援を要請している。



　また、藤井裕久首相補佐官は２０日に行われたＴＢＳの報道番組の収録で、候補者乱立の様相を呈している民主党代表選について「１対１ぐらいの勝負が限度だ」と述べ、候補者を絞るべきだとの考えを示した。





(この記事は政治（産経新聞）から引用させて頂きました)