2025 .07.10
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2011 .11.26
政治資金収支報告書:支出、20億円割る 収入も寄付金大幅減--10年 /栃木
県選挙管理委員会は25日、10年の政治資金収支報告書を公表した。県内の政党支部など政治団体が集めた政治資金の収入総額は前年比1・8%減の20億1266万円。支出総額は同6・7%減の19億3398万円。引き続き減少傾向。10年7月に参院選があったものの、衆院選が実施された09年に比べ、支出が大きく減少したのが特徴で、90年以来20年ぶりに20億円を割った。収入でも寄付金が大幅に落ち込んだ。【泉谷由梨子】
県内で活動する政治団体1180団体(政党支部182、その他の政治団体998)のうち、県選管は未提出や修正中の56団体を除く1124団体の政治資金収支報告書を公表した。提出率は前年比0・5ポイント減の95・3%だった。
10年に結成された新党改革支部が加わった8政党支部の収入総額は12億3096万円で、その他の政治団体は7億8170万円。支出総額は政党支部が12億333万円、その他の政治団体は7億3064万円だった。前年より増えたのは政党支部の収入だけで、政党支部の支出と、その他の団体の収支はいずれも減少した。
政党別の収入では、自民党の5億9471万円(前年比5・4%減)が最も多く、民主党2億5851万円(同13・3%増)▽共産党1億9293万円(同8・9%減)▽みんなの党1億182万円(同126・7%増)▽社民党590万円(同23・3%増)--と続いた。自民党の収入は6年連続で減少。県議選などで躍進したみんなの党が1億円を超え4位の座につけた。
政党支部とその他の政治団体の収入内訳は、個人・団体からの寄付9億3331万円(同9・5%減)▽政党本部からの交付金5億4316万円(同13・7%増)▽党・会費2億5788万円(同6・3%減)▽政治資金パーティーなど事業収入1億8968万円(6・3%減)--など。寄付金のうち個人からの寄付は4億8860万円で、前年比6・8%増加した。
支出では、人件費、事務所費などの経常経費が7億5980万円で、政治活動費は11億7417万円。政治活動費のうち選挙関係費は8074万円で衆院選のあった前年から30・4%減少した。
………………………………………………………………………………………………………
◆県内各政党の収入と支出◆
政党 収入 増減率 支出 増減率
自民党 5億9471万円 ▼5.4 6億 183万円 ▼16.3
民主党 2億5851万円 13.3 2億3850万円 9.4
共産党 1億9293万円 ▼8.9 1億9230万円 ▼4.7
みんなの党 1億 182万円 126.7 8333万円 156.3
公明党 5329万円 ▼1.1 5784万円 27.5
新党改革 2377万円 - 2377万円 -
社民党 590万円 23.3 565万円 2.2
国民新党 0円 - 8万円 ▼10.3
*増減率は%、▼はマイナス、千円単位は切り捨て。新党改革は10年中に結成されたので増減率はない。
◆政党を除く収入上位15位の政治団体◆
(単位は万円。千円単位は切り捨て、カッコ内は関係する政治家)
(1)福田とみかず後援会(福田富一知事) 4111
(2)県医師連盟 3336
(3)県看護連盟 2743
(4)さとう栄一後援会総連合会(佐藤栄一・宇都宮市長) 2061
(5)県歯科医師連盟 1872
(6)県薬剤師連盟 1641
(7)佐藤政経懇話会(佐藤勉衆院議員) 1628
(8)大豆生田みのる後援会総連合会(大豆生田実・足利市長) 1521
(9)渡辺喜美後援会総連合会(渡辺喜美衆院議員) 1414
(10)渡辺美智雄政治経済研究会(渡辺喜美衆院議員) 1353
(11)栃の実倶楽部(福田富一知事) 1163
(12)県建設業協会政治連盟 1133
(13)木村好文後援会(木村好文県議) 1130
(14)板橋一好後援会連合会(板橋一好県議) 1104
(15)平池秀光後援会(平池秀光県議) 1052
………………………………………………………………………………………………………
■ことば
◇政治資金収支報告書
政党など政治団体の1年間の収入や支出、資産状況を記載する。政治活動が国民監視の下で行われるよう政治団体は政治資金規正法で報告書の提出が義務づけられている。▽年間5万円を超える寄付▽20万円を超える政治資金パーティー券の購入者▽5万円以上を支出した相手の名前▽資産--などを記載しなければならない。資金管理団体は1件あたり5万円以上(人件費除く)の支出は領収書の写しの提出義務があり、国会議員関係政治団体では1件あたり1万円以上(同)で義務づけられている。
11月26日朝刊
(この記事は栃木(毎日新聞)から引用させて頂きました)
県選挙管理委員会は25日、10年の政治資金収支報告書を公表した。県内の政党支部など政治団体が集めた政治資金の収入総額は前年比1・8%減の20億1266万円。支出総額は同6・7%減の19億3398万円。引き続き減少傾向。10年7月に参院選があったものの、衆院選が実施された09年に比べ、支出が大きく減少したのが特徴で、90年以来20年ぶりに20億円を割った。収入でも寄付金が大幅に落ち込んだ。【泉谷由梨子】
県内で活動する政治団体1180団体(政党支部182、その他の政治団体998)のうち、県選管は未提出や修正中の56団体を除く1124団体の政治資金収支報告書を公表した。提出率は前年比0・5ポイント減の95・3%だった。
10年に結成された新党改革支部が加わった8政党支部の収入総額は12億3096万円で、その他の政治団体は7億8170万円。支出総額は政党支部が12億333万円、その他の政治団体は7億3064万円だった。前年より増えたのは政党支部の収入だけで、政党支部の支出と、その他の団体の収支はいずれも減少した。
政党別の収入では、自民党の5億9471万円(前年比5・4%減)が最も多く、民主党2億5851万円(同13・3%増)▽共産党1億9293万円(同8・9%減)▽みんなの党1億182万円(同126・7%増)▽社民党590万円(同23・3%増)--と続いた。自民党の収入は6年連続で減少。県議選などで躍進したみんなの党が1億円を超え4位の座につけた。
政党支部とその他の政治団体の収入内訳は、個人・団体からの寄付9億3331万円(同9・5%減)▽政党本部からの交付金5億4316万円(同13・7%増)▽党・会費2億5788万円(同6・3%減)▽政治資金パーティーなど事業収入1億8968万円(6・3%減)--など。寄付金のうち個人からの寄付は4億8860万円で、前年比6・8%増加した。
支出では、人件費、事務所費などの経常経費が7億5980万円で、政治活動費は11億7417万円。政治活動費のうち選挙関係費は8074万円で衆院選のあった前年から30・4%減少した。
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◆県内各政党の収入と支出◆
政党 収入 増減率 支出 増減率
自民党 5億9471万円 ▼5.4 6億 183万円 ▼16.3
民主党 2億5851万円 13.3 2億3850万円 9.4
共産党 1億9293万円 ▼8.9 1億9230万円 ▼4.7
みんなの党 1億 182万円 126.7 8333万円 156.3
公明党 5329万円 ▼1.1 5784万円 27.5
新党改革 2377万円 - 2377万円 -
社民党 590万円 23.3 565万円 2.2
国民新党 0円 - 8万円 ▼10.3
*増減率は%、▼はマイナス、千円単位は切り捨て。新党改革は10年中に結成されたので増減率はない。
◆政党を除く収入上位15位の政治団体◆
(単位は万円。千円単位は切り捨て、カッコ内は関係する政治家)
(1)福田とみかず後援会(福田富一知事) 4111
(2)県医師連盟 3336
(3)県看護連盟 2743
(4)さとう栄一後援会総連合会(佐藤栄一・宇都宮市長) 2061
(5)県歯科医師連盟 1872
(6)県薬剤師連盟 1641
(7)佐藤政経懇話会(佐藤勉衆院議員) 1628
(8)大豆生田みのる後援会総連合会(大豆生田実・足利市長) 1521
(9)渡辺喜美後援会総連合会(渡辺喜美衆院議員) 1414
(10)渡辺美智雄政治経済研究会(渡辺喜美衆院議員) 1353
(11)栃の実倶楽部(福田富一知事) 1163
(12)県建設業協会政治連盟 1133
(13)木村好文後援会(木村好文県議) 1130
(14)板橋一好後援会連合会(板橋一好県議) 1104
(15)平池秀光後援会(平池秀光県議) 1052
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■ことば
◇政治資金収支報告書
政党など政治団体の1年間の収入や支出、資産状況を記載する。政治活動が国民監視の下で行われるよう政治団体は政治資金規正法で報告書の提出が義務づけられている。▽年間5万円を超える寄付▽20万円を超える政治資金パーティー券の購入者▽5万円以上を支出した相手の名前▽資産--などを記載しなければならない。資金管理団体は1件あたり5万円以上(人件費除く)の支出は領収書の写しの提出義務があり、国会議員関係政治団体では1件あたり1万円以上(同)で義務づけられている。
11月26日朝刊
(この記事は栃木(毎日新聞)から引用させて頂きました)
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