忍者ブログ
HOME   »     »  ユーロ圏から資金引き揚げの動き、ファンドマネジャーは政治的結束の欠如を懸念 未選択  »  ユーロ圏から資金引き揚げの動き、ファンドマネジャーは政治的結束の欠如を懸念
RSSフィード iGoogleに追加 MyYahooに追加
2025 .07.17
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

ユーロ圏から資金引き揚げの動き、ファンドマネジャーは政治的結束の欠如を懸念





 [ロンドン 11日 ロイター] ユーロ圏加盟国の間に2008年に発生した信用収縮の再発防止に向けた政治的結束も財政力も存在しないとの懸念が広がるなか、ファンドマネジャーの間ではユーロ圏加盟国の国債と銀行から資金を引き揚げる動きが出ている。 



 エイゴン・アセット・マネジメントのフィクストインカム・マネジャー、スティーブン・スノウデン氏は「域内の一部には巨額の債務、巨額の赤字が存在するが、早い段階で懸念を払しょくための政治的結束を推し進める能力は欠如している」と指摘する。



 こうしたなか、フランスがイタリアやスペインなどの国に対する救済資金の拠出を迫られるのではないかとの懸念から、11日にはフランスの銀行株が急落。



 エイゴンのスノウデン氏によると、エイゴンは投資適格級債券ファンドの銀行へのエクスポージャーを過去4週間の間に25%以上引き下げた。フランスのBNPパリバ<BNPP.PA>とウニクレディト<CRDI.MI>、クレディ・アグリコル<CAGR.PA>、およびベルギーのKBC<KBC.BR>などへのエクスポージャーを引き下げたという。



 ロンバー・オディエ・インベストメント・マネジャーズの最高投資責任者(CIO)、ジャン・ルイ・ナカムラ氏は、市場の動揺を鎮め、ユーロ圏加盟国の国債および域内の銀行の株式と債券への需要を促進するには、ユーロ圏における「徹底的、かつ迅速な各機関の改革」以外の道はないとしている。



 同氏はまた「米国では一時的に政治的な問題に直面したが、より深刻な機関上の問題は抱えていない」と指摘。「対照的にユーロ圏では、通貨統合に見合う債務問題に対処するための構造が機能していないだけではなく、そもそも存在していない」と述べた。



 ファンドマネジャーの間からは、欧州中央銀行(ECB)の量的緩和策、また、ユーロ共同債の早期発行で売りが緩和される可能性もあるとの見方が出ている。ただ大多数は当面は様子見姿勢を継続するとしている。



 エイゴンのスノウデン氏は「ファンドマネジャーのなかには2008年に大きな損失を被った者もいる。同じことは繰り返したくない」と述べた。





(この記事は経済総合(ロイター)から引用させて頂きました)









PR
Comment
Trackback
Trackback URL

Comment form
Title
Color & Icon Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字  
Comment
Name
Mail
URL
Password
カレンダー
06 2025/07 08
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
カテゴリー
最新コメント
[05/17 Backlinks]
最新トラックバック
バーコード
ブログ内検索
アクセス解析
カウンター

Page Top
CALENDaR 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31