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関東リーグ最終節vs流通経済 ○2-1

岩田一政 日本経済研究センター理事長 2012.1.20

「女性同士わかりあえる」大津市長選当選の越氏　嘉田滋賀県知事と協調路線





　国際派弁護士からの転身で、最年少の女性市長の座をつかんだ越直美氏。白のスーツにグリーンのスカーフ姿で支持者らとバンザイした越氏は、「女性同士でわかりあえ、考えが似ている」と県市連携を強調。嘉田由紀子知事と握手を交わした。選挙期間中、嘉田知事との連携を再三にわたって訴えたことが勝因とみられ、橋下徹大阪市長と松井一郎大阪府知事が府市連携を訴えた大阪と同様、今後は滋賀県でも県と県庁所在地市のトップが手を組むことになりそうだ。



　越氏は県立膳所（ぜぜ）高校卒業後、北海道大に進学。平成１２年に司法試験に合格した。米国のハーバード大ロースクールでも学び、米国と日本で企業買収の法務にあたってきた。高校卒業以来、ほとんど故郷に戻ることはなかったが、「大好きな大津に活気と元気を取り戻したい」と、市長選立候補に踏み切った。



　「環境政策に力を入れ、考え方が近い」と語るなど、嘉田知事を「尊敬する政治家」として挙げ、選挙期間中も、嘉田知事が知事選でイメージカラーとしていたグリーンを取り入れ、運動員らのジャンパーをグリーンで統一した。



　県と大津市との関係をめぐっては、ダム政策について橋下市長と考えが近い嘉田知事が計画を凍結させた国の大戸（だいど）川ダム（大津市）建設について、嘉田知事と、越氏に敗れた目片信氏の意見に食い違いがあるほか、目片氏が嘉田知事肝入りの無料託児クーポン券事業に反対したり、橋下市長らが提唱した関西広域連合参加について再検討を主張したりと対立が激化している。



　今回、「親嘉田」を掲げた越氏が当選を決めたことは、嘉田知事の県政運営にとって追い風になりそうだ。





(この記事は政治（産経新聞）から引用させて頂きました)

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